<No,0402>「そうですね」で終わらない!即答力を鍛えるライトドリル練習

人前で話すときや、グループディスカッションで発言を求められたとき。
頭の中で「ちゃんと答えなきゃ」「正直に言わなきゃ」と思えば思うほど、言葉が出てこなくなってしまうことってありませんか?

僕自身、会話の流れを止めてしまったり、「そうですね」「よかったです」しか言えずに悔しい思いをしてきました。
でも最近、「正直さにこだわりすぎていた」ことに気づいたんです。

会話の目的は、正しい答えを出すことではなく、キャッチボールを楽しむこと。
だったら「まずは何かを口に出す」ことが一番大事なんだと。

そこで始めたのが 即答ドリル です。


即答ドリルの3ステップ

  1. 結論を一言で伝える

  2. 理由や背景をひとつ足す

  3. 具体例か相手への質問で広げる

この3ステップを意識するだけで、会話は自然に続いていきます。


練習例:「好きな食べ物は?」

  • 「お寿司ですね。本当はお寿司屋さんに行きたいですが、家族みんなだと少し高いので、家ではお刺身を買って手巻き寿司にすることが多いです。子供たちも喜んで食べます。みなさんはどのネタが好きですか?」

解説

  • 結論:「お寿司ですね」

  • 理由:「家族みんなだと高いから」

  • 具体例:「家で手巻き寿司」「子供たちも喜ぶ」

  • 相手への質問:「みなさんはどのネタが好きですか?」

これだけで「そうですね」で終わらずに、会話が広がります。


ポイント

  • 「そうですね」を封印する

  • 嘘でも大げさでもいい、とにかく言葉を出す

  • 相手への質問を添えると、自然にキャッチボールが続く


まとめ

会話が苦手なのは「性格」ではなく「慣れ」の問題。
正しい答えを探すより、リズムよく言葉を出して、相手とのやりとりを楽しむことが大事。

即答ドリルは、会話をスムーズにするための小さな練習です。
日常の雑談から試してみれば、きっと発言する自分に少しずつ自信がついていくはずです。