先日、SNSで流れてきた動画が心に残りました。
イチローさんが現役時代、王監督に「チームのためなのか、自分のためなのか」を問うたというエピソードです。
王監督は間髪入れずに「自分のためにやってきた」と答えたそうです。
それを聞いたイチローさんは、それまでの迷いが吹っ切れ、「誰に何を言われてもブレずに、自分のためにやる」と決めたという話でした。
この話を聞いて、自分も過去を振り返ることになりました。
応援しているチームの選手が移籍したとき、悲しんだり、時には怒りの感情を抱いたこともありました。でも、この言葉に触れたとき、「自分のためにやっている選手に、それを押し付けてはいけない」と気づいたのです。
そして、いつか自分でもスポーツ大会のイベントやチーム運営をしてみたい、そんな夢がふと生まれました。
「自分のために頑張る人たち」を尊重し、そのエネルギーを活かせる環境を整える。そんな場を作れるようになりたいと思ったのです。
もちろん、それを実現するには多くの準備が必要です。
まずは売り上げを安定させ、清く正しいやり方で前進すること。そして、これまで支えてくれた人たちや、新たに出会う人たちに感謝の気持ちを持って接することが大切だと感じました。
一歩ずつ進みながら、人脈を強くし、想いを共有できる仲間を増やしていく――その基盤作りが、未来を切り拓く鍵だと思っています。
イチローさんと王監督の言葉に触れて、自分が目指したい方向が少し明確になった気がします。
これからも感謝の気持ちを忘れず、自分のため、そして誰かのために頑張りたいと思います。