人前で話すときや、グループディスカッションで発言を求められたとき。
頭の中で「ちゃんと答えなきゃ」「正直に言わなきゃ」と思えば思うほど、言葉が出てこなくなってしまうことってありませんか?
僕自身、会話の流れを止めてしまったり、「そうですね」「よかったです」しか言えずに悔しい思いをしてきました。
でも最近、「正直さにこだわりすぎていた」ことに気づいたんです。
会話の目的は、正しい答えを出すことではなく、キャッチボールを楽しむこと。
だったら「まずは何かを口に出す」ことが一番大事なんだと。
そこで始めたのが 即答ドリル です。
即答ドリルの3ステップ
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結論を一言で伝える
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理由や背景をひとつ足す
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具体例か相手への質問で広げる
この3ステップを意識するだけで、会話は自然に続いていきます。
練習例:「好きな食べ物は?」
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「お寿司ですね。本当はお寿司屋さんに行きたいですが、家族みんなだと少し高いので、家ではお刺身を買って手巻き寿司にすることが多いです。子供たちも喜んで食べます。みなさんはどのネタが好きですか?」
解説
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結論:「お寿司ですね」
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理由:「家族みんなだと高いから」
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具体例:「家で手巻き寿司」「子供たちも喜ぶ」
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相手への質問:「みなさんはどのネタが好きですか?」
これだけで「そうですね」で終わらずに、会話が広がります。
ポイント
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「そうですね」を封印する
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嘘でも大げさでもいい、とにかく言葉を出す
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相手への質問を添えると、自然にキャッチボールが続く
まとめ
会話が苦手なのは「性格」ではなく「慣れ」の問題。
正しい答えを探すより、リズムよく言葉を出して、相手とのやりとりを楽しむことが大事。
即答ドリルは、会話をスムーズにするための小さな練習です。
日常の雑談から試してみれば、きっと発言する自分に少しずつ自信がついていくはずです。