<No,0432>初めての座禅で見えた、自分の思考の多さ

座禅の会で気づいたこと

曹洞宗 正因寺で行われた座禅の会に参加してきました。
この時期にしては暖かい朝で、風は強かったものの、寒さが少なく、比較的楽に感じられました。

座禅は人生で初めての体験でした。
以前から禅の世界を一度体験してみたいという気持ちがあり、今回はとても良い時間を過ごすことができました。

座禅が始まり、序盤は「無になること」を意識して座っていました。
しかし実際には、仕事のこと、今の環境、この先のこと、姿勢は正しいか、体のどの部分が緊張しているのか、腹式呼吸はできているのかなど、まったく関連のない考えが次々と浮かんできます。

そこで気づいたのは、自分の頭の中は想像以上に忙しいということでした。
普段は意識していないだけで、これほど多くの思考が同時に動いているのだと実感しました。
「無になる」というのは簡単なことではなく、まだまだ先の話だなと感じました。

後半はお経を読む時間でした。
正座がかなりきつく、正直なところ「早く終わってほしい」と思いながらの時間でした。
ただ、こうした身体的にきつい体験は、日常生活ではなかなかありません。
避けるのではなく、あえて向き合うことにも意味があるのだと感じました。

最後は足の痛みと痺れが強く、すぐに立ち上がることができませんでした。
それでも、しっかり座禅に向き合っていた証拠なのだと、どこか納得している自分がいました。

座禅の会が終わった後は、みんなでデニーズへ行き、モーニングを食べました。
食事をしながらそれぞれの感想を聞き合い、他の禅寺にも行く話や滝行、そしてなぜかバンジージャンプ等の話で盛り上がりました。

無になることはできませんでした。
しかし、自分が何を考え、どんな状態で日々を過ごしているのかに気づくことができました。
それだけでも、今回座禅に参加した価値は十分にあったと感じています。