<No,0338>初めての新体操撮影 – 美しさを追い求めて

今日は、新体操の撮影を初めて経験しました。
今回は発表会の撮影という形でカメラマンとして参加。
バスケットボールやサッカーの撮影とは違う、新しい挑戦でした。

難しかったポイント

まず、会場の照明がとても暗く、シャッタースピードを上げられない状況でした。
普段、バスケットボールの撮影では1/500以上で撮影しますが、今回は1/200での撮影。
ISOは限界の16000まで上げ、レンズは200-600mm、絞りは開放のf6.3。
特に小さな子どもたちは動きが速く、被写体ブレとの戦いでした。

さらに、新体操特有の難しさも実感しました。
リボンやフープなどの道具を使う演技では、どのタイミングが写真として一番美しいのかを判断するのが難しかったです。
ジャンプや回転、ポーズの瞬間を狙いながら、構図やシャッタースピードの調整も考えなければなりません。

それでも楽しいと感じた理由

難しい部分も多かったですが、それ以上に「楽しい!」と感じる時間でした。
演技中の子どもたちは、指先まで美しく伸びた姿勢、集中した表情、ダイナミックな動き…
どの瞬間も魅力的で、できる限り綺麗に収めたいと思いながらシャッターを切っていました。

年齢に関係なく、彼女たちの演技は一つの「表現」として完成されていて、撮影している間は「子ども」ではなく、純粋に「美しい被写体」として向き合っていました。

今回の撮影を振り返って

新体操は、スポーツでありながら芸術性の高い競技。
今まで撮影してきたスポーツとはまた違った視点が求められる分、新たな発見がありました。

今回の経験を活かし、また機会があれば新体操の撮影に挑戦したいと思います!